人生は谷あり山あり!|大阪で注目の住宅設備求人
2023/05/17
先日、ある著名な方の講演会に参加してきまして、その方が言っていたことが、なるほどたしかにな、と思いました。
「人生は山あり谷ありと言いますが、僕は逆だと思うんですよね。谷あり山ありだと。お腹が空いたから、ごはんを食べたくなっておいしう感じる。まず谷が来て、山の頂点まで登った時に満足が得られるものだと思います。」
たしかに普段何気なくしている行動もひとつひとつ目を向けてみればそうかもしれないな、と思いました。
人間が行動を起こす動機は大きく分けて2つです。
何かこれをやりたい!と前向きな願望がある時か、
このままじゃやばい!どうにかしなきゃ!と起こり得る苦痛やネガティブな状況から回避したい時です。
「将来の夢、やりたいことはありますか?」
この質問に対して、多くの人がパッと答えが出ない理由はここにあるかもしれません。
その時そのタイミングにドンピシャで谷にいる状況ではないから。
いま特に困っている訳じゃないから大丈夫、と今の内にやっておいた方がいいと頭では分かっていることを私たちは後回しにしてしまいがちです。
願望の発想からみると例えば、
・今よりも収入を増やすために転職活動や副業に1日数時間でもいいから取り掛かろう
・欲しいものがあるから今の支出を見直して貯金をはじめよう
・痩せてモテるようになりたいからダイエットをはじめよう
どれも緊急性がないため、腰が重いのが容易にイメージできてしまいますね。
とは言え、人生の谷、ピンチが車でぼーっと待っているだけというのはあまり賢い行動であるとは言えないはずです。
・今やっていて嫌な事
・明日も待ってるできるだけやりたくない事
・このまま放っておくと時間が経つにつれて状況が悪化しそうな事
こちらの回避の発想からみると、不思議なことに今やるべきことがはっきりしてくると思います。
起こり得る仮想の谷をイメージして自分自身のお尻をたたく、ちょっとネガティブなベクトルに思えるかもしれませんが、結果的には昨日の自分より今日の自分が一歩前に進むきっかけになるかもしれませんね。